「マッチングアプリって、まともな人いなくない?」
もしあなたが今そう思ってるなら、ちょっとだけ読み進めてみてください。
実は私も、最初はそうでした。
SNSや知恵袋を見ても「ヤリモクばっかり」「変な人多い」って声が多いし、
なんとなく“モテない人がやるもの”ってイメージ、ありますよね。
でも最近、アラサーの友人たちと話してると──
「正直、出会いってアプリくらいしかないよね」
「周りも普通に使ってるけど、意外とまともな人いるって聞く」
なんて声もチラホラ増えてきました。
とはいえ、自分がやるとなるとちょっと勇気がいる。
自分の市場価値を見るのも怖いし、変な人に出会うのも嫌。
「でも、いい人と出会いたい」…そんな気持ち、わかります。
この記事では、実際にアプリを使ってきた私の視点から、
「マッチングアプリにまともな人はいるのか?」を真面目に掘り下げます。
✔ アプリに対する偏見って、実際どうなの?
✔ まともな人って、どこにいるの?
✔ やるならどこから始めればいい?
こういった疑問に答えながら、「使うかどうか」の判断材料を一緒に整理していきます。
読んだあとに少しでも前向きになれたら嬉しいです。
偏見が生まれる背景と、実際に使っている人たちのリアル
マッチングアプリに対して「まともな人いない」「怖い」「軽そう」といった声があるのは、ある意味当然のことかもしれません。
というのも、過去に一部のユーザーが起こしたトラブルや、ネットにあふれる極端な体験談が、ネガティブな印象を強くしてきたからです。
特に、SNSや知恵袋ではこんな声が目立ちます。
- 「会ってみたら写真と全然違った」
- 「ヤリモクばっかりで無理」
- 「メッセージが急に消えた」
- 「結婚願望ないのにマッチングしてくる人が多すぎ」
こういう体験談を見ると、当然ながら「自分もそうなるかも」と思ってしまいますよね。
でも、実際に使っている人たちの声をもっと広く見てみると、少し違う印象が見えてきます。
リアルなユーザーの声(一部引用)
たとえば、**株式会社リクルートのブライダル総研による「婚活実態調査2023」**によると:
- 20~30代の4人に1人が、マッチングアプリで交際・結婚している
- アプリきっかけで結婚した人のうち、6割以上が「相手に対する不満は特にない」と回答
つまり、表には出にくいだけで普通に恋愛や結婚に発展しているケースも多いということです。
また、私の周りでも──
- 「実はアプリ経由で結婚した」
- 「友達の紹介より自然に始まる感じがいい」
- 「価値観の合う人と出会いやすい」
と、あえて言わないだけで使ってる人が増えてきているのが実感としてあります。
実際に「まともな人」っているの?
マッチングアプリに抵抗がある人の多くが感じているのが、
「遊び目的ばっかりでしょ?」
「まともな人なんて、そもそもアプリにいないんじゃ…?」
という不安や疑い。
でも、ちょっと考えてみてください。
「まともな人」って、そもそもどんな人を指してるんでしょうか?
一般的に言われる“まともな人”とは?
たとえば、こんなイメージがあると思います
- 社会人としての常識がある
- 精神的に安定している
- 平均的な収入がある
- 清潔感がある
- 身なりに気を使っている
- 誠実な人柄で、自分に向き合ってくれる
- 他人への配慮ができる
で、実際にこの条件をある程度満たしている人って、
「そういう人はもうすでに相手がいるでしょ」って思いがちなんですよね。
でも、それって実は“偏見”の正体なんです。
私の周りでも、
結婚した友人の半数以上がアプリ経由だったり、
- 「会社に出会いがない」
- 「職場恋愛は避けたい」
といった理由から、アプリを選んでいる人が多くいます。
外見や内面が素敵な方々が、自分に合うパートナーを探す場としてアプリを使っている印象です。
アプリで出会う“いい人”の共通点
たとえば、こんな特徴があります。
- プロフィールが丁寧で、盛りすぎていない
- 自己開示ができている(住んでる場所・仕事・休日の過ごし方など)
- メッセージに思いやりがあり、距離感も自然
- 初対面の段階で無理に踏み込まず、ちゃんと知ろうとしてくれる
- 写真や文章がシンプルで、その人らしさが感じられる
そして何より、やり取りの中で感じた小さな違和感を見逃さないことが大切です。
たとえば、
- 会話が噛み合わない
- 一度伝えたことを何度も聞かれる
- なんとなくテンポや価値観がズレている気がする
…そういう“言葉にしづらい違和感”って、実はすごく正直なセンサーなんですよね。
マッチングアプリに向いている人・向いていない人って?
「ちゃんとした人もいるのは分かったけど、自分には向いてない気がする」
そう感じる人もいるかもしれません。
実はこれ、けっこう重要な視点です。
アプリって“誰でもやれば成果が出る”ってものではなくて、向き・不向きがあります。
アプリに向いている人の特徴
- 自分から行動するタイプ(受け身すぎない)
- 相手に対して関心を持てる
- 写真やプロフィール文で自分の考えや価値観を伝えられる
- 相手の言動に対して冷静に判断ができる
- メッセージのやり取りが面倒ではない
これって要するに、「仕事でも求められるような、相手を思いやる姿勢やコミュニケーションの丁寧さ」がそのまま活きる世界なんです。
リアルでもそうだと思うんですが、
ちょっとした気遣いや、最初のコミュニケーションを丁寧に積み重ねられる人のほうが、
出会いの質も高くなりやすいです。
アプリに向いていない人の特徴
- 受け身すぎる(待っていれば理想の人が現れると思っている)
- メッセージが苦手で1日に1回返信するのもしんどい
- 数回やり取りしてうまくいかないと、すぐに心が折れてしまう
- とにかく効率重視で、「1回で運命の人に出会いたい」と思っている
もちろんこれらが「悪い」ということではないです。
ただ、アプリはお相手が見つかるまで、”マッチング⇒メッセージ⇒会う”を繰り返すことになるので、
ちょっとした根気や柔軟性が必要なんですよね。
はじめて使うならどうすればいい?
「使ってみようかな」と思ってアプリを開いたものの、
「プロフィールって何を書けばいいの?」「写真はどうすれば…」と、最初の一歩で迷ってしまう方は少なくありません。
でも、大丈夫です。最初に意識すべきポイントは、実はとてもシンプルです。
写真は“自然体+清潔感”があればOK
・盛りすぎた加工より、自然な笑顔の方が好印象
・背景は明るく、すっきりした場所が安心感◎
・服装は普段より少し整える程度でOK
→大切なのは、清潔感と親しみやすさ。
見た目より「会ってみたいと思える雰囲気」がポイントです。
プロフィールは「人柄+目的」が伝わると◎
・趣味や休日の過ごし方は等身大で
・「どんな人と出会いたいか」も軽く添える
・空欄を埋めて、安心感を持ってもらう
→よく見せるよりも、「安心してもらうこと」を意識してみてください。
メッセージは“丁寧に返すだけ”でOK
・無理に盛り上げようとしなくて大丈夫
・質問を一つ添えると、自然なやり取りに
・返信が来ないのは相性の問題。気にしすぎなくてOK
→疲れる前に、「ちょっと楽しい」ペースを見つけるのが続けるコツです。
最初の目標は“慣れること”
最初から理想の相手を探そうとすると、しんどくなることも。
まずは「やってみること」と「慣れること」を目標にしてみてください。
アプリはあくまで手段のひとつ。
「誰と、どんな関係を築きたいか」を自分の意思で選んでいくことが大切です。
この記事のまとめ
- マッチングアプリにも“ちゃんとした人”は意外と多い
- 一般的に言われる「まともな人」の条件は、アプリにも当てはまる
- 丁寧なプロフィール・自然な写真・落ち着いたやり取りがポイント
- 「相手に任せず、自分の意思で出会いに向き合う」スタンスが大切
出会い方は人それぞれですが、
行動することでしか見えないことがあるのも確かです。
アプリに対して不安があっても、
「ちょっとだけ試してみる」という選択肢が、
未来の出会いを変えるきっかけになるかもしれません。