【マッチングアプリ 初回デート】成功する人・失敗する人の違いとは?

アプリ攻略ノウハウ

はじめに:初回デートの“正解”がわからないあなたへ

マッチングアプリで初デートまでこぎつけることは、もはや珍しくありません。
でも「そこから続かない」「2回目につながらない」と悩む人は意外と多いもの。

いい感じのやり取りをして、やっとの思いで会えたのに、なぜか音信不通になったり、次の約束がうやむやになったり。
「何が悪かったんだろう…」とモヤモヤしながら原因もわからず、また新しい人とやりとりを繰り返す──。

筆者もアプリ歴7年、これまでに70人以上と実際に会ってきましたが、「1回で終わること」って結構あります。
ただそれって、性格や外見の問題じゃないことも多いんです。
ちょっとしたズレや、相手の立場に立てていない行動が原因だったりします。

今回は、“初回デートでうまくいく人/失敗する人の違い”を、事前準備・当日・その後のフォローまで具体的に解説します。

第1章:初回デートでよくある失敗

初回デートは、多くの人にとって「最初の関門」です。
せっかくマッチして、やりとりも順調だったのに、1回会っただけで連絡が途切れる──。
実はこれ、アプリユーザーにかなり多いパターンです。

ここでは、特によくある“やりがちなNG行動”を3つに分けて解説します。

① 会話が広がらない/質問攻めになる

「何を話せばいいかわからない」「とにかく相手に興味を持とう」と思うあまり、
一問一答のような会話になってしまうパターンはかなり多いです。

たとえば、

男性「お休みの日は何してますか?」
女性「映画観たりしてます」
男性「へぇ、どんなジャンルが好きなんですか?」
女性「最近はサスペンス系が多いですね」
男性「そうなんですね!(終)」

という感じです。
特に、“質問→答え”だけのやりとりが続くと、面接のような空気になってしまいます。

会話を盛り上げるには、相手の回答に対して自分の話を少し挟むことがポイントです。
「映画が好きなんですね!自分も最近◯◯を観て、すごく印象に残ってて…」といったように、
共通点+感想で広げていくと自然なキャッチボールになります。


② 印象に残らず、「いい人だったけど…」で終わる

“悪くないけど、特に印象も残らない”というケース。これは実は一番厄介かもしれません。
失礼があったわけじゃないし、会話もそこそこスムーズ。でも、「また会いたい」と思える理由がない──。

アプリでは候補が多いぶん、印象が薄いとすぐに忘れられてしまいます。
ちょっとした“引っかかり”がないと、埋もれてしまいやすいんです。

③ そもそもデートの温度感が合っていなかった

あと意外と多いのが、誘う側と誘われる側で温度感がズレているパターン

  • いきなり夜ご飯に誘われて、「ちょっと警戒しちゃった…」
  • 2時間くらいで切り上げたいのに、なかなか帰してくれなかった
  • お酒の場になって、テンションが合わなかった

相手がどんな気持ちで「会ってみよう」と思ったかを考えて、最初はライトな場に設定するのがベターです。

1回目のデートは「面接」じゃなく「お試しの雑談」くらいに捉えておくと、空気も和らぎます。


このあたりを押さえておくだけでも、初デートの印象はかなり変わります。
次の章では、その印象をどう“準備”で作るかを具体的に見ていきましょう!

第2章:成功する人がやっている“事前準備”とは?

初デートの印象は、実は会う前から勝負が始まっています
「なんとなく会ってみるか」だったはずの女性が、「また会いたい」と思うかどうかは、
事前の準備で7割決まるといっても過言ではありません。

ここでは、初デートの成功率を上げるために見直しておきたい3つの準備ポイントを紹介します。

① 相手のプロフィールをきちんと読んでおく

デート前に改めて見ておきたいのは、「自分のプロフィール」よりも相手のプロフィール

たとえば、相手が「犬を飼ってます」って書いてるのに、
「ペットとか飼ってるんですか?」って聞いてしまうと、
「え、プロフィール読んでないのかな?」って思われるかもしれません。

ちょっとしたことですが、ちゃんと読んでくれてる人=ちゃんと向き合ってくれてる人という印象につながります。

話題づくりとしても、
「○○って書いてましたけど、最近もやってるんですか?」みたいに、プロフィール読んでいることが伝わると、自然と好印象。

プロフィールを読み返すのに5分もかかりません。
当日バタバタしないよう、前日までにざっと目を通しておくのがおすすめです。

② お店選びは“気合いの入れすぎない”がちょうどいい

初デートのお店、意外と悩む人は多いと思いますが、オシャレすぎず、でも適度に雰囲気のいい場所がベターです。

ポイントはこの3つ:

  • カジュアルすぎないけど高すぎない(予算は1人2,000~3,000円前後)
  • 横並びのカウンター席より、対面のテーブル席
  • 周りの音がうるさすぎない

“気合いを入れて高級ディナー”より、昼〜夕方のカフェごはんや、ちょっと雰囲気のあるカフェバーくらいの方が、かえって相手もリラックスできます。

③ デートの時間は「昼〜夕方」+「2時間前後」が理想

夜に長時間だと緊張感も高まりやすく、初対面の相手には重く感じられることも。
時間帯は昼〜夕方の2時間前後で、“ちょっと話してみたい”くらいの温度感がちょうどいいです。

特に女性側は「初対面=まだ信用しきれていない状態」なので、軽めに会う方が心理的ハードルも下がります。

おすすめは、平日の夜か休日に1〜2時間のカフェ
ポイントは「物足りないくらいで終える」こと。

1〜2時間話してみて、盛り上がれば「じゃあ次はごはんでも行こうか」って流れを作れるし、
微妙だったら「じゃあ今日はありがとう」で自然に解散できる。

デートの成功率って、“内容”よりも“温度感の合わせ方”が大事だったりします。

第3章:初回デート“当日”に成功する人がやっていること

ここからは、いよいよ初デート当日のふるまいについて。
同じように会って話しているはずなのに、「また会いたい」と思われる人と、「もういいかな」と思われる人には明確な差があります。

初デートの成否は、“会ってるその瞬間”に決まっているわけではありません。
ちょっとした意識や、相手への気づかいの差が積み重なって、印象が変わるのです。

① 自然な話題の広げ方を意識する

第1章でも触れましたが、“質問→回答”だけの会話では、なかなか印象に残りません。
会話を広げるコツは、「話題の枝葉を拾って、自分の話も混ぜる」こと。

例:

女性「最近、週末はパン屋巡りにハマってます」
⛔「へぇ〜どんなパンが好きなんですか?」(→質問返しだけ)
⭕「え、いいですね!パン屋って何かこだわってます?地元の老舗系とか? 僕は最近サンド系の軽食系にハマってます」

“共通点がある”とわかったとき、人は相手への好感度が自然と上がります。
まずは自分も話し、そのあとに相手に返す、双方向のキャッチボールができるとベストです。


② 話題の温度感・距離感を間違えない

「初対面なのに馴れ馴れしい」「恋愛っぽい話ばかりされる」「逆にずっと仕事の話ばかり」
──このあたり、よくある“ズレた温度感”です。

たとえば、いきなり「元カノとはどうだったの?」「結婚願望ってあるの?」みたいな踏み込み方は
リスクが高いです。
逆に、面接のように真面目な話だけをしていても、距離は縮まりません。

おすすめは、「その人っぽい話題でちょっと踏み込む」。
プロフィールに“アートが好き”と書いてたなら、「展示って1人で行く派?誰かと一緒がいい派?」みたいな、“価値観に触れる質問”が◎です。


③ 感謝と好意は、言葉でちゃんと伝える

「来てくれてありがとう」や「話せて楽しかった」など、ちょっとしたポジティブな感想を言葉にするのはとても大事です。

たとえば──

  • 「仕事帰りに時間つくってくれてありがとう、話しやすかったです」
  • 「こういう趣味の話できるのって久しぶりで楽しかったです」
  • 「最初ちょっと緊張してたけど、会えてよかったです」

これだけで印象はかなり変わります。
“いい雰囲気だった”と思っていても、言葉がなければ相手には伝わらないことも多いので、
照れずに一言、を忘れずに。

第4章:デート後のフォローで“また会いたい”が決まる

デート当日がうまくいったとしても、その後の対応次第で「なし判定」されてしまうこともあります。
逆に、フォローが丁寧な人は、それだけで“好印象”が上書きされることも少なくありません。

初デートの印象をしっかり残し、2回目につなげるためのポイントを見ていきましょう。


① 解散後、なるべく早くLINEを送る

感謝の気持ちは、できれば当日中に一言でも送るのが理想です。
「楽しかったです、ありがとうございました」だけでも全然OK。
特に女性側は「社交辞令だったのかな…?」と不安になりやすいため、メッセージがないと一気に印象が下がることも。

💬 例文:

「今日はありがとうございました!実際にお会いして話せて嬉しかったです」
「お店選びもすごく素敵で、リラックスして話せました」

無理に盛り上げる必要はなく、“ちゃんと感謝してる”が伝われば十分です。


② 次の提案は「できれば具体的に」「3日以内に」

「また会えたら嬉しいです」だけだと、相手からの返信待ちになってしまい、自然とフェードアウトしがちです。

ポイントは:

  • 次も会いたい気持ちを伝える
  • いつ・どこで・何をしたいかのイメージを少し出す

💬 例文:

「話してた○○の展示、来週か再来週あたりで行けそうなら一緒にどうですか?」
「もしご都合合えば、次はもう少しゆっくりごはんでもどうですか?」

特に、お互い忙しい社会人同士なら“予定を早めに決めること”が重要です。
相手任せにせず、軽めでもいいので自分から案を出すと、好印象&実現率がぐっと上がります。


③ メッセージが続かなくても、落ち込まない

丁寧に対応しても、返信が来なかったり、やり取りが止まってしまうことはあります。
でもそれは、あなたの魅力が足りなかったからではなく、「相性が合わなかった」だけかもしれません。

マッチングアプリは、少しのズレやタイミングですれ違うことも多い世界。
1回ダメでも引きずらず、次に活かせばOKです。

大事なのは、次に活かせる“振り返り”をしておくこと
「もしかして話題が一方的だったかな?」「提案が急すぎたかも?」など、自分なりの改善ポイントを軽く振り返っておくだけで、次回に活きます。

まとめ|「また会いたい」と思われる人になるために

今回は、「マッチングアプリの初回デートでうまくいく人・うまくいかない人の違い」について、
筆者の実体験をもとに4つのポイントに分けてお伝えしました。

もう一度おさらいすると──


✅ 初デートを成功させるためのポイント4つ

  1. 準備編:デート前に“相手のプロフィール”を改めて読み込む
  2. 印象編:服装・時間厳守など、基本の“丁寧さ”で差がつく
  3. 当日編:会話は“広げ方”と“距離感”が命。感謝や好意も言葉で伝える
  4. フォロー編:デート後はなるべく早くお礼+次回提案を具体的に

初回デートは、ゴールではなく“スタートライン”。
少しの気遣いと準備で、「また会いたい」と思ってもらえる確率は確実に上がります。

うまくいかなくても、自分を責めすぎないでください。
大切なのは、次に活かせる視点を持っておくことです。


マッチングアプリは、思った以上に“実践と振り返りの繰り返し”。
恋愛が得意じゃなくても、場数を踏むことで確実にうまくなります。

次こそは、いい人とちゃんと続くように。
この記事が、その一歩を後押しできたら嬉しいです。

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