2回目デートにつながらない男性がやりがちなこと3選&解決策

アプリ攻略ノウハウ

はじめに

「初デートまでは行けるけど、いつも1回きりで終わってしまう」 「返信が途切れたり、次の予定が中々決まらない」 「自分なりに誠実に向き合っているつもりなのに…」とマッチングアプリを使っていてお悩みの男性は、多いのではないでしょうか。

実は、初回デートで9割決まっている

マッチングアプリで出会う人たちは、基本的に“お試し期間”のようなもの。

最初の印象がそこまで悪くなければ、一度は会ってみる。 でも、その後続くかどうかは、初回のやり取りにかかっています。

特に女性側は、複数の相手と同時にやり取りしていることも多く、 「この人は違うかも」と思えば、早々に見切りをつけるのが普通です。

これは冷たい判断というより、“効率化”の一部なんですよね。

アプリの実情:2回目に進むのは2〜3割

例えば、これまでに70人と実際に会った筆者の場合、

いいね:2000件
マッチング:20〜30人
初回デート:5~6人
2回目につながった人:1〜2人

という感じです。※個人差はあります。

つまり、2〜3割が初デートの平均的な通過率。
初回の判断で“次アリかナシか”をふるいにかけられているのが現実です。

悪気はなかったとしても、何気ない言動が女性にとっては
「興味がないのかな?」「私は本命じゃないのかも」と受け取られてしまうことがあります。

こちらは誠実に接していたつもりでも、
そう思われてしまうのは、なんとももったいない話ですよね。

今回の記事では、そんな“気づかぬうちにマイナス印象になっているNG行動”を取り上げ、次につながる確率を上げるための改善ポイントをまとめました。

NG行動①:会話が広がらない

一問一答になっている/頷きで返答している

マッチングアプリでの初デート、話題を出すこと自体は頑張っているのに、なぜか盛り上がらない――そんな経験はありませんか?

実はこれ、一問一答や受け身の会話になってしまっているケースが非常に多いです。
会話の例を2つ挙げてみます。

例1)話が広がらないパターン

女性側:「最近○○にハマってるんだよね」
男性側:「あ、そうなんだ」
女性側:「●●さんは最近好きなこととかあるの?」
男性側:「僕は別にないかな」
女性側:「そうなんだ、休みの人か何してるの?」

例2)質問が続くだけのパターン

男性側:「昨日は何してたの?」
女性側:「仲のいい友達とランチに行ってたよ」
男性側:「そうなんだ、来週も何か予定あるの?」
女性側:「来週は気になってたカフェに行く予定かな」
男性側:「カフェ好きなんだね」
女性側:「月2回ぐらいは行ってるかな~(プロフィールに書いてるんだけどな・・・)」

女性が「○○好きなんだ」と話しても、「あ、そうなんだ」と相槌だけで終わっていたり、こちらから何か質問しても相手が答えたらそれで終わってしまう。こうなると、会話のラリーが続かず、女性側に「自分に興味がないのかな?」と感じさせてしまいます。

特に男性側が「ちゃんと聞こう」「相手の話を尊重しよう」と思っているほど、控えめになりやすい。
でも、実際に女性が求めているのは“話を聞いてくれるだけの人”ではなく、一緒に話を楽しめる人なんです。

女性側のリアルな心理

女性の多くは、初デートで「この人との会話は楽しいか」「気を使わずに話せるか」を重視しています。
会話が広がらなければ、「無理に盛り上げなきゃいけないのかも…」「ずっとこんな感じだと疲れそう」と感じて、自然とフェードアウトの対象になります。
もちろん、沈黙がダメというわけではありません。ただ、「自分から広げる気がなさそう」と見られてしまうのが問題です。

改善ポイント

・会話では、質問だけでなく共感する
 →「どこが好きなんですか?」と伝えるより「○○良いですよね!どこが好きなんですか?」の方が     
   会話が自然に続きます。
   女性は会話の中で共感を重要視してるのと、質問が続くと詰められているように感じてしまうこと  
   もあります。


・プロフィールに書いてあることをそのまま質問しない
 →たとえば相手が旅行好きで、先週末に国内旅行に行っていたことが会話の中で分かりました。
  このあとどのように返しますか?

女性側:「先週は鎌倉に友達と旅行に行ってたんだ~」

男性側:
A「旅行好きなの? 僕はいつも通り家でゲームしていたかな」
B「プロフィールに書いてたよね!鎌倉で何したの?」

AとBだと、Bの方が相手のことを知っている+追加の質問で、話が膨らんでいきますよね。

これは男女共通だと思いますが、プロフィールに書いてることをそのまま聞かれると、
きちんと読んでない(=自分に興味がない、自分は本命でない)
のかなと思われてしまいます。

転職活動でも、企業HPに書いていることをそのまま聞くと相手から良い印象は持たれないですよね。
最低限、デートの前に相手のプロフィールはきちんと目を通しておきましょう。


・自分も“どんな人か”を会話の中で見せていく
 →「相手に聞く」ばかりだと、あなたがどんな人かわからず、距離が縮まりません。
例えば、「○○好きなんだ」に対して「自分もこの前それ行ってみましたよ」など、共通点や派生の話題を出すと、ラリーが続きやすくなります。

会話は、「盛り上げよう」と無理に頑張るよりも、“一緒に話すこと自体が楽しい”という空気をつくれるかどうかが大切です。
うまく話そうと意気込むより、「あなたの話にちゃんと興味がありますよ」「もっと知りたいです」という姿勢が伝わるだけで、相手の印象は大きく変わります。


NG行動その②:デート後のフォローがない/薄い

社交辞令に捉えられる内容を送る/次の予定を立てずに雑談を続ける

初デートの後、「楽しかったです!またご飯行きましょう」と送ったものの、相手からはお礼の一言とスタンプだけ。
そのままやり取りが止まってしまった経験はありませんか?

実は、初回デート後のやり取りこそが、2回目につながるかどうかの分かれ道。
この時点での“温度感”が、女性の判断を大きく左右します。
ここでよくあるパターンを2つご紹介します。

パターン①:その場で解散 → 夜に「今日はありがとう、また行こうね!」だけ送って終了

→ これだと、「本当にまた会いたいと思ってくれてるのか?それとも社交辞令?」と、女性側には気持ちが伝わりづらくなります。

パターン②:次のデートに触れずに雑談を続けようとする

→慎重な姿勢は悪くないのですが、「次はあるのかな?」という見通しが立たないままだと、女性側はだんだんと返信モチベーションが下がっていきます。
「この人、私と何をしたいんだろう…?」と疑問を感じてしまうことも。

女性側のリアルな心理

多くの女性は、デート後にこんなことを考えています。

・「今日のデート、自分なりに楽しめたけど、相手はどうだったんだろう?」
・「また会いたいけど、向こうから連絡なかったら脈ナシかな…」
・「本命として見てもらえているのか、よく分からない」

このタイミングで男性側からのフォローが薄いと、
「あ、自分はそこまでの存在だったんだな」と判断されてしまい、フェードアウトされることも珍しくありません。

特に「また行こうね」などの言葉は、具体的な提案がないと社交辞令に聞こえることが多いです。

改善ポイント

・「何が楽しかったか」を具体的に伝える
 →「○○の話、意外と盛り上がって嬉しかったです」「××めちゃくちゃ美味しくて、今度は別のメニューも食べてみたい」といったように、
共通体験を振り返って言語化することで、「ちゃんと聞いてくれてたんだ」と安心感につながります。

・次の予定は“その場”か“当日中”に提案する
 →「○○の話してたから、来週そこのお店も行ってみません?」と具体性のある提案があると、女性も「本気でまた会いたいんだな」と感じやすくなります。

・相手に次も会いたいことが伝わる一言をいれる
 →自然な言葉でOKですが、「今日はありがとうございました!」だけで済ませるのではなく、“また会いたい”という気持ちが伝わる一言を添えるのがポイント。
たとえば、「次は○○の話の続きもしたいです」「また一緒に△△食べに行けたら嬉しいです」など、次を見据えた言葉”があると好印象です。

2回目デートは、誘われるかどうかだけでなく、「この人となら、また楽しく会話できそう」「私に興味を持ってくれている」というのが伝わるかどうかもポイントです。

その一言が、次に進むか、終わるかを分けます。


NG行動その③:関係を深める行動がない

ただ”会った”だけで解散する/価値観に関する話をしていない

初デートが「無難に終わった」けど、なぜか次につながらない――そんな経験はありませんか?
実は、これって“悪い印象を持たれた”というより、「印象に残らなかった」ケースが多いんです。

つまり、ただ会って話しただけでは、「この人ともっと会いたい」とは思ってもらえないんですよね。
こちらも、ありがちなパターンを2つ紹介します。

パターン①:映画館で映画だけ観て、そのまま解散

→映画が終わった後に感想について話すけれど、お互いのことを知る会話ができないまま解散。
相手の印象に自分が残らず、「映画は面白かったけど、距離が縮まらなかったな…」と思われて終わってしまいます。

パターン②:当たり障りない会話だけで、深い話に踏み込まない

→趣味や仕事などの表面的な話はできていても、「この人、どんな価値観なんだろう」「どういう人がタイプなんだろう」深い部分に触れられず終わってしまう。
結果として、「悪くはないけど、もう一回会いたいかは微妙」と判断されてしまいます。

女性側のリアルな心理

初デートで女性が見ているのは、外見や会話のノリだけではありません。
「この人と、もう一歩踏み込んだ関係になれるか」をチェックしています。

たとえ失礼なことを言ってなくても、無難すぎるだけでは「この人と一緒にいても、自分のこと分かってもらえる気がしない」と感じてしまうんです。

改善ポイント

2人で会話する時間を別につくる
 →映画だけで終わらず、食事やカフェに行くなど、「一緒に過ごす」体験に広がりを持たせるのが◎

相手の価値観に触れるような話題を混ぜる
 →「今の仕事、どんなところにやりがいを感じてる?」「仲良くなる人ってどんなタイプが多いの?」など、相手の人となりが分かる話題を混ぜることで、相手との相性が分かりやすくなります。

“あなたに興味がある”ことを言葉で伝える
 →「話してて落ち着くなと思った」「もっと色んな話してみたくなった」など、あなたが感じた“ちょっとした好意”を言葉にすると、ぐっと距離が縮まります。

初デートは、関係のスタートラインにすぎません。
そこで止まってしまう人が多いからこそ、「この人ともっと話したい」「もう少し知ってみたい」と思ってもらえる時間にできるかが、2回目に進めるかどうかの分かれ道になります。

まとめ:「もう一度会いたい」と思ってもらうために

ここまで紹介してきた、2回目につながらない男性のNG行動3つを振り返ってみましょう。

① 会話が広がらない
→ 一問一答や相槌だけでは「興味がなさそう」に見えてしまう。共感・共通点を意識して会話のラリーを意識。

② デート後のフォローがない/薄い
→ 「また行こうね」だけでは伝わらない。“次も会いたい”が伝わる一言と、できれば具体的な提案を。

③ 関係を深める行動がない
→ 無難すぎる初デートでは印象に残らない。共通体験を増やしたり、相手の価値観に触れる話題で“距離を縮める”。

どれも特別なテクニックは必要ありませんが、「どう見られているか」への意識が少し変わるだけで、相手の反応は大きく変わります。

気を遣う=黙って聞くこと
誠実=無難に終わらせること
…ではないんですよね。

大事なのは、「私はあなたにちゃんと興味がありますよ」「一緒にいる時間を楽しんでますよ」というサインを、相手に届く形で伝えること。

誤解されて損してしまう前に、ぜひ一つでも意識してみてください◎

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